昨日のつづきPART5

先月は台紙も出来上がり、プロトペレット(現ペレットフード)のテストも終わりました。
自分で作った携帯用ホームページからパソコン用と新しい携帯用ホームページにリニューアルする事が出来ました。(現在も少しずつ変更しております。)

今までのエフライズからは考えられないほど飛躍的に大きくなる事が出来ました。

これも、デザイン屋さん(ハーフタイムの皆さん)、見守ってくれた家族、テスターさん達、当初からエフライズ製品を応援して下さったショップの方々、そしてエフライズ製品をこよなく愛して下さっているユーザー様達のおかげです。

改めて心より御礼申し上げます。

ありがとうございました。

そして、これからも宜しくお願い申し上げます。

人間一人では何も出来ないが、どんなに困難な事でも地味にコツコツと継続していると、必ず誰かは見てくれており、困った時には助けてくれるのだと改めて感じる事が出来ました。

『継続は力なり』無知なもので誰が言ったかわかりませんが、とても良い言葉でまさにその通りだと思います。

これからも苦悩の日々は続くでしょうが、もうやめたいと思う事はありません。このまま無理をせず突き進むだけです。
今までのエフライズを知らないユーザー様が増えてきたので、この4年間で私が感じた事、エフライズの歩んできた道を振り返ってみました。

何卒エフライズを宜しくお願い申し上げます。

昨日のつづきPART4

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今日はペレットフードの話

ペレットフードは、京都にある管理釣り場で実際に撒かれている鱒養殖業者専用の餌(ペレット)をリアルに模した形とシンキングスピードを再現しました。

渋くなってくると餌を撒いてくれます。その間、あれだけ活性が低く気配を消していた魚達が一斉に荒れ狂います。そこにペレット系ルアーを投げると釣れはじめるのですが、『もっと釣りたい!』 と思うのが釣り人の性でしょう。

そこで、この餌にシルエットがそっくりな物があれば良いなぁと思ったのが開発のきっかけとなりました。

これも色々なマテリアルで数々のプロトを作りました。また、京都や滋賀の数カ所の釣り場で試し京滋エリアの管理釣り場ならどこでも釣れる事がわかりました。
その後、全国に散らばるテスターの方々に協力してもらい全国的にどこでも釣れる事がわかりました。
これなら製品化する価値があると思い、最終テストに挑む事になりました。

エフライズの最終テストとは、私のホームである朽木渓流魚センターで年4回行われる大物釣り大会の時に沢山釣れればOKです。
大会でポイント移動も困難なほど人が多くなる大会時に数釣りが出来れば合格と言う訳です。
(エリアペレットも第45回の大会で、釣り歴3回のど素人が数釣りが出来ただけでなく、なんと優勝までしてしまったので製品化する事になりました。)

大会当日、かなりのハイプレッシャーの中、今回も数釣りが出来ただけでなく、4位入賞までする事が出来ました。
もちろん製品化は確実です。
(現在台紙は出来ておりませんが、入会して下さった方にはもれなくプレゼント中です。)

まだ続きます。
明日はホームページについて書きます。
明日で最終か!?

昨日のつづきPART3

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いよいよ4年目の今年、働き詰めの毎日も日常化し苦では無くなりました。

オクトパスジグの台紙のおかげでショップも相手にしてくれるようになり、今まで1人でネットオークションや ホームページ上で販売していた時より売り上げが上がるようになって来ました。

しかし、夏になると辛いです。真夏にトレーナーを売るようなもので、毎年売り上げが落ちます。要は少し暇になる訳ですが、今回は違いました。来シーズンに向けエリアペレットType-Sと魚卵フックType2の台紙作りと見栄えの良いホームページ作り、ペレットフードのテスト課題は山盛りです。

まずは台紙の話から始めます。
トラウトでは余り目立ちませんがバスの世界(世の中全て)では、過剰なパッケージが目立つようになって来ました。プレミアム感を出す為、プラスチックケースに入ったプラグ達、1本ずつブリスターパックに入ったワーム達。

メーカー側からすると、今の時代パッケージに高級感を出せば売れるという事はわかっているのですが、パッケージは所詮ゴミ!パッケージで魚を釣る訳ではありません。
巷では、リサイクルだエコだと騒いでいるのにゴミにお金をかけるなんて矛盾していると思いませんか?

そこで、今回の台紙の紙質に選んだのがダンボールのような汚い紙です。古紙含有率は100%では無いもののかなり高く汚い紙です。良く見ると印刷もきれいに出ていなかったり、色の違う部分があったり…
実はこの紙、普通に良くあるツルツルとした紙より2割ほど割高なのです。汚い紙なので、需要がないからです。
もちろん紙が高くなった分をルアー代に上乗せするなどしておりませんのでご安心下さい(笑)
こんな台紙が多くなっても良いのではないか!という私からのメッセージです。(実は外から見えない所に他にもメッセージが込められています)

いざ出来上がって来た台紙には今回も大満足させられました。

そろそろ寝るので、今日はここまでにしておきます。
台紙の話で終わってしまいました(苦笑)

では、また明日の晩に!
おやすみなさい。

昨日のつづきPART2

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何を隠そう、その人こそ現在エフライズ製品の全てのデザインをしてくれているデザイン屋さんなのです。

その当時は、単なる常連さんくらいにしか思っておりませんでしたが、家が近い事もあり一緒に釣りに行く機会が増えるととても気が合う事がわかりプライベートでもお世話になるようになって来ました。

私はルアーを作るのが仕事、デザイン屋さんはホームページやパッケージデザイン、広告を作るのが仕事ですから、2人が一緒にいればおのずとエフライズ製品のパッケージデザインやホームページの話になって行くのです。

最初に作って貰ったのは、オクトパスジグの台紙でした。前回他のデザイン屋さんで作って貰ったラビット毛ジグの台紙はデザイン素人の私から見ても納得のいく物ではありませんでした。
今回は何より釣りが好きな釣りバカなデザイン屋さんが作ってくれるとの事で、かなり期待しておりました。
仕事も早く数日で出来上がってきた台紙を見ると、いかにもプロが作った物だと一目でわかりとても感動しました。今でもその感動は忘れられません。

この頃から、エフライズ製品の売り上げだけで生活出来るようになって来ました。

3年目が終わりになると、デザイン屋さんが紹介してくれた下請けの方達の生産性、品質ともに向上し安定して良品が上がって来るようになりましたが、前にも増して忙しくなるようになりました。

サラリーマンをしながらエフライズを運営しているので、会社で12時間働き、エフライズで6時間働くという働き詰めの生活の始まりです。寝る時間も3~4時間しかありません。
しかし、今は耐える時期と思い睡眠時間を削って働く日々が続きました。

いつか楽になる日が来ると信じて…
(ぽっくり逝ったりして(笑))

つづく

いよいよ明日は4年目(現在)に突入します。

昨日のつづき

この頃から、電話やメールで釣具店からの問い合わせが来る様になって来ました。
「○○県にある○○釣具店ですけど、管理釣り場でバンバン釣っている子供さんに何で釣ってるの?と聞いたら御社ラビット毛ジグと言われました。当店で扱いたいのですが、サンプルを送った貰えないでしょうか?」
私はショップに認められて嬉しくなり喜んでサンプルを送りました。
が、注文がありません…
数週間後こちらから問い合わせてみると「釣れるのは実感出来たのですが、パッケージが… 売れる気がしません。申し訳ありませんが、この話は無かった事でお願いします」
メールが音信不通になる事もありました。
ショップに足を運んで営業活動をしても返って来る言葉は同じでした。
「売れる気がしない!」
「しょぼい!」
「よう釣れるやろねぇ~ でも、見た目が悪いわぁ~」
確かにパッケージは良い出来だとは思いませんでしが、かなりショックを受けました。
こんなに釣れるのに…

今思えば、初めて作った台紙だったので嬉しさが勝り、その辺の感覚が麻痺していたのだと思います。
オークションでは、それなりにリピーター様が増え売れていたのですが、この頃も何度もくじけそうになりました。

エフライズを立ち上げ3年目に突入しようとしていた頃、あるお客さんと知り合いになる事でエフライズに転機が訪れようとしていました。

まだまだ続きそうなので続きは明日!

今月も残り少なくなってきました

待ちに待った南郷水産センターが昨日オープンしました。

ここは時間も短く割高なのですが、釣った魚をその場でさばいて炭火で焼いてくれるのでとてもありがたい釣り場です。高速を使って30分という近場にあるのも魅力です。

家で焼いたニジマスより、炭火で焼いたニジマスは香ばしく、ほのかな炭の香りが食欲を引き立たせてくれます。

早く今シーズン初の炭焼ニジマスを食べたいのですが、相変わらず忙しくなかなか行けそうもありません。
今月中に1回は行きたいです。