最近口癖にもなってきた『継続は力なり』と『エフライズの苦悩の日々』についてちょっと書いてみます。
今年はエフライズを立ち上げ4年目になります。
初めは小遣い欲しさで、ヤフオクに不用な物を出品する事から始まりました。(まだルアー作りはしておりません。)
売る物がなくなり、どうやって小遣いを稼ごうかと考えていると、昔からいつも一緒に釣りに行っていた友人が毛ジグの原型となる物を作って来ました。
その当時は、まだラバージグでトラウトを釣ってはいけないとレギュレーションで決まっているエリアも少なく、バス釣りからトラウトの世界に入った私は、フライ用フックににスプリットショットをかましてラバーを巻いた極小ラバージグでトラウトを釣っておりました。これがまた良く釣れる!
しかし、すぐにラバージグが禁止になり、あのジグの代わりになるものは無いか?と考えていた時でした。
そのジグはへら用のハリにおもりを巻き動物の毛を瞬着で貼り付けた簡単な物ですが、投げてワームをズル引くようにボトムをズルズルすると簡単にトラウトを釣る事が出来ました。
それを見た私が極小ジグヘッドにマラブー(鳥の羽根)を巻いて作ったのが、エフライズの毛ジグ(フェザージグ)です。
これもまたバカ釣れしたので、これだけ釣れる物なら商品としてオークションに出品すれば、必ず売れる!と思いすぐに出品したのですが、思いのほか売れません。
週に2、3個売れれば良い方です。利益に換算すると、週200円の儲け(苦笑)
使って貰えれば、病みつきになるほど釣れると確信していたのに、使って貰えない…
1年目は何度もくじけそうになりましたが、せっかく長い間釣りを続け手に入れたノウハウと、バス釣りの世界では人気があるルアーメーカーで働いていたという経験があるのに、ここで辞めたらもったいないと思いひたすら出品し続けました。
その甲斐あって2年目にはリピーター様も付き、週数千円の利益が出るようになりました。
おかげ様でラビット毛ジグの台紙を作れるくらいのお金を貯める事が出来ました。
インターネットで近所のデザイン屋(現在お世話になっているところではありません)を調べ、台紙に記載する文章を考え、袋を調達し、いざデザイン屋へ!
予算2万円だと1000枚の台紙が作れると言われました。
1枚20円の計算です。小ロットなので、単価が高くなる事は分かっていたので台紙のデザインはお任せし紙質だけ指定して帰って来ました。後日台紙を取りに行くと、紙の薄さにビックリ!!インクジェット用コピー用紙くらいの厚さしかありません。単価が安い為こうするしか無かったとの事で仕方なくその台紙を受け取り帰って来ました。しかし、ようやく出来上がった台紙です。嬉しくて仕方ありません。
この台紙が2年目の苦悩の日々の始まりとなる事はその時はこれっぽっちも考えられませんでした。
長くなったので一時中断します。
続きはまた明日!